こんにちは! 片山抜型製作所の営業Iです。
今年は何かと出張に縁がある私ですが、3回目の出張(五月中旬)は
初めての出張(今年2月)からは考えられない場所に突然出張する事になってしまいました!
今回も簡単にですが、自分が体験したことをご紹介したいと思います。
営業I、3回目の出張にして初の海外出張!
今回はアメリカ中東部のウィスコンシン州ミルウォーキーへ出張しました。

↑本当にこんな感じの位置にあります
営業I、生涯初めての海外渡航(アメリカ)!
飛行機に乗るのは高校生以来だったのですが、
海外出張前に図らずも日本の国内線で飛行機を予習することが出来たので、
離発着時の違和感には心構えがある状態になれたのは幸いでした。
パスポートを準備するのが一番大変だったかも?
バッチリ10年間効力があるパスポートを選びました。


ウィスコンシン州ミルウォーキーは、北海道の札幌と同じ緯度(北緯43度3分)にある為
ビールの原料、ホップが育ちやすいという事でビールの醸造が盛んな都市です。
かつて日本のビールメーカーの広告で、上記2都市とドイツのミュンヘンを合わせて
「ミュンヘン・サッポロ・ミルウォーキー」なんてキャッチコピーが有名になったこと
から分かるように、非常にビールが美味しい所でした。
街中を見渡すとモダンな建築物に紛れて小規模な醸造所も見受けられます。
滞在中も確かに札幌と同じ緯度にあるんだなあと肌寒さを実感する事もありましたが、
概ね過ごし易い気候の都市でした。

今回の出張は、久々に開催されるアメリカ国内でも最大級の紙器関連製品の展示会、
「Odyssey EXPO」に参加する為に行われましたが、
展示会前日にアメリカにある大手抜型メーカー2社の工場に見学する事ができました。
1社はかつて弊社と取引のあった企業が前身となった企業の工場で、
もう1社は欧州トップクラスの抜型メーカーのアメリカ支部の工場で、
弊社と同じ創業100周年を迎える企業の工場です。
工場内では日本では見かけない形状をした紙器の抜型に驚いたり、
日本の抜型と共通した造りをしている抜型に出会ったりして、
新鮮かつ非常に勉強になる体験をしました。

主目的の「Odyssey EXPO」もじっくりブースを見ることができました。
特に面白かったのが、実演展示ブースにあった自動ゴム貼り機。
今年の「Odyssey EXPO」での展示が北米初展示だったようです。
2100×1400の巨大な作業テーブルをマニュピレーターが縦横無尽に走っていく姿は
圧巻でした。大きいサイズの型でも30分ぐらいでゴムを貼り切れる素早さもあります。
また、展示会とは別に紙器関係の技術的なプレゼンテーションも開催されており、
営業Iも、アメリカにおけるプラテンクリーナーについての発表を見に行きました。
通訳ソフトなしに内容を理解する事は中々難しかったのですが、なんとか資料を頂き、
アメリカでもプラテン内の掃除が重要視されている事に気付くことが出来ました。

今回の「Odyssey EXPO」は新型コロナウイルスの世界的流行の為、
4年振りに開催されました。
その様なタイミングで出張の機会を頂けたのは、本当に喜ばしいことでした。
出張後のレポート発表では集めた資料によって非常に充実した資料を作成でき、
今回のアメリカ出張で得た知識を生かすことが出来たのだなと感じております。
この場で今回のアメリカ出張でお世話になった方々に御礼申し上げたいと思います。
初めての海外渡航がこの様に実り多いものになったのは偏に同行者の方々のお陰です。
本当にありがとうございました。
・余談