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工程管理

今日の算数、コンパスがいるんだったぁ~。
習字の道具、どこぉぉぉ~。

朝、登校前になって慌てた経験はありません?
国語、算数、理科、社会。
時間割は慌てないように前日にやっておきましょう。

何をするにも段取りは大切。
段取りが悪いとブログの更新も
一週、空いちゃったりします。。。。。(>自爆<)

料理するんだって、レシピがあったり、
旅行するんだって、スケジュールがあったり。
当然、抜型を作るんだって段取りが必要です。

まぁプランのない、ぶらり旅ならいいかもしれないけど、
ぶらりと型を作ってちゃあ、やっぱり拙いです。

♪チャラッチャッチャッチャ ♪チャラッチャッチャッチャ
♪チャラチャッチャッチャッチャッチャッチャッチャッチャッ チャッチャッチャッ~
( 頭の中でメロディを付けられたあなたに拍手 )

まず最初にベニヤ板を1枚用意して下さい。
それにレーザーで切れ目を入れていきます。
香ばしい匂いがしてくるまで、しかっりと切れ目を入れて下さい。
いい焼き色がついてきたら頃合いです。
取り出してテーブルの上に置きましょう。

次に取り出したベニヤに刃を入れます。
刃はあらかじめ適度な大きさに切り分けておいて下さいね。
芯をしっかりと残したまま入れるといい味が出ますよ。

仕上げに大さじ50杯分のボンドをまぶしながら
ゴムをトッピングしていきます。
緑のものを多めに使うのもいいですが、
いろんな種類で彩りを添えるのもいいでしょう。
ボンドは好みに合わせて量を調節してもかまいません。

後は全ての材料が馴染むように1時間ほど寝かせれば出来上がり。

って、抜型のレシピはこんなに簡単じゃないけど、
これだけでも多くの段取りの必要性が潜んでいます。

うちの会社でも一応、工程管理のシステムが導入されていて
それなりに各工程の段取りが組まれてます。
しかしですね、段取り通りにいかないのが世の常。
お客様から急ぎの注文が入ったりするわけです。

お客様といったら、以前にも書いたけど、神様です。
神様っていうのは普通お願いするものですけど、
その神様からお願いされちゃうわけですから、
これはもう何とかしてその願いを叶えなければなりません。

そうするとですね、もう前日の段取りなんか
グチャグチャになっちゃうわけです。
段取りも最初からやり直しです。
それを今は管理者が人力で工程組みしてるので
パズルとの格闘が新たに始まるのです。

そんな割り込みがあっても、サクっと工程の組み直しが出来る
そんなシステムを今模索中です。
既製品で存在していれば、それを導入するだけでいいんですけどね。
世の中、そんなには甘くない。
抜型業界に特化したシステムなんてものはないようです。
まぁ、作っても売れないでしょうし、そんなもん。

というわけで、既に存在している他業界のシステムをアレンジするか
オリジナルシステムを自作するしかありません。
でも、そのためにはまずは個々の作業者の力量をしっかりと把握しなければなりません。

まだまだ職人気質の残ってる業界ですから、
これまではどうしてもその辺がアバウトだったんですよね。
もっときっちりと数値で定量化して管理出来ればと思っています。

できるかな? できるかな?   ねぇ、ノッポさん。 

いや、どげんかせんといかんのですよ。 (すでに死語?)
新潟弁で言うと 「どうにかしんばだめらてぇ。」 って感じ。

「技能から技術へ」  どうしてもやらなくてはならない課題です。

そのためにもまずは一人一人がしっかりと決まり事を守る。
当り前のことですけど、一人でもサボったら綻びてしまいます。
指差し確認的なことですけど、基本は大事。
これまで通り、気を抜かずにしかっりとやっていければと思います。

♪ ババンバ バンバンバン システム確認OKかぁ?
♪ ババンバ バンバンバン 図面の準備はいいかぁ?
♪ ババンバ バンバンバン 指示書の確認はOKかぁ?
♪ ババンバ バンバンバン また来週~!    ......... 若い人には解らんか。。。。

(き)
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  by diemex | 2009-10-23 21:07

技能から技術へ

技能から技術へ!

そんな目標を掲げて、
少しずつ、少しずつ、歩みを進めようとしています。

抜型って、簡単に言っちゃいますと、
土台となるベニヤ板なんかに、刃を入れる溝を切って、
そこに刃を入れたものです。
細かい事言えば色々とあるけど、まぁそんな感じです。

ベニヤに溝を切れって言われたらどうします?
北斗神拳の使い手ならベニヤに「ひでぶっ」とか言わせます?
まぁ、普通の人ならすぐに思い浮かべるのはノコギリとかですよね。
あるいはチェーン・ソー??
今日は13日じゃなくて、9日の金曜日ですよ。

抜型製作においても一昔前までは
ベニアの溝加工は職人さんが糸ノコで切ってたそうです。
私がこの業界に入る前の事なんでよく解んないど、
凄いですね。どれくらい時間かかったんだろう?
今はその溝はレーザーで切るのが主流です。
これこそ正に「技能から技術へ!」

もちろん、レーザー加工機を操るにもそれなりの熟練が必要です。
でも、職人ってイメージではないですね。
なんかもうちょっとスマートな感じです。
レーザーマンとでも呼びましょうか。ちょっと強そうです。

で、溝が空いたのでそこに刃を入れましょう。簡単、簡単。
あれっ、あれれっ。。。。。入らない。
そうです。溝に入れる前に刃を溝に合わせて、
切ったり、曲げたりしなくては刃は入りません。

ここに「技能から技術へ!」の乗り越えなければならない
大きな高い壁が存在します。
刃を曲げるといっても単純に直角に曲げるだけじゃないです。
そりゃあまぁ、色んな形に切ったり曲げたりします。
ここでは細かいことは書かないけど、
「曲げる」以外にも細かい匠の業が随所に存在します。

これらの業は一朝一夕で身につけられるものではないです。
もちろん時間さえかければ、新人さんでも良いものは出来ます。
でも価格や納期を考えるとそんなに多くの工数はかけられないです。
言いかえれば、良いものを速く作らなければなりません。

そんな業界の多くの声に応えて、
世の中には自動刃曲げ機なるものも登場しています。
「曲げる」以外にも色んなこともしてくれます。
しかし、ワンタッチでホイというわけにはまだまだいかないみたいですね。
それなりにお守というかメンテが必要です。

どこの世界でも世代交代は避けられないもんです。
職人さんに頼っていたら必ずどこかで破綻します。
とはいっても、最後の最後の細かい部分では
やっぱり職人さんの匠の業が必要になるのも事実です。
だから、こういった技術を取り入れながら、
バランス良く、効率良く、次のステップを目指したいと思うのです。

まだまだ目の前の壁は高いけど、

高ければ高い壁の方が登った時、気持ちいいもんな。

ってミスチルも歌ってるし、
もし登りきれなければ、廻り込めばいいじゃん。
万里の長城だって、永遠に続いているわけじゃないし。
絶対、どこかに道はある。
そう信じて、日々、精進しています。

でも、

♪ チャラッチャラッチャチャ~ン カタツクール!!!

なんて未来の世界からネコ型ロボットが来てくれないかな? なんて思ったりもします。

それに近い体型の人はいますが。。。。。。。σ((=゜エ゜=)) Me?

(き)
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  by diemex | 2009-10-09 22:15

ニックって

ニックって何だか知ってますか?

業界の人なら当り前だのクラッカー(化石語)でしょうけど、
あなたがもし一般の人でしたら
いきなりそんな事聞かれても「なんじゃそりゃ?」ですよね。

ちっちゃい頃、雑誌の付録の紙のおもちゃとかで遊んだことありません?
乗り物とか、流行ってたヒーローとか、着せ替え人形とか、アクセサリーとか。

それ作る時に本体と台紙の間に小さな繋ぎ目があったでしょ?
簡単に手で千切れる、あの小さな繋ぎ目がニックです。
小さいけどいい味出してるニックい奴。だからニックと言います。(嘘)

あなたが普段よく目にしている多くのパッケージも
製造段階ではこのニックが重要な役割を果たしています。
それにこのニックは要るとこと要らんとこを繋いでいるだけじゃないですよ。
それは商品を取り出すためであったり、
パッケージを捨てる時にバラしやすくするためだったり、用途は色々だけど

♪ 少し恥ずかしげにぃ~、しかもかなり遠慮がちにぃ~、
     ここにニックがいる、ニックがいる、確かにここにいるぅ~。

って、キムタクが言ってるようにパッケージ内にも存在しています。

でも、このニック。 こんなにひっそりと頑張ってるのに悪用された事もあります。
ニック跡のほんの僅かなバリの違いによって、
お菓子の 当り/外れ を判別する奴らが現れたんです。

きんのエンゼル、ぎんのエンゼル、かんていだんがあらわれた。
キョロちゃんは100のダメージをうけた。

これは堪りません。ホイミもベホイミも効きません。
ベホマズンならなんとか。。。いやいや、やっぱり厳しいです。
まぁ、今は色んな対策が採られてるみたいなんで、真似したって当たらないですけどね。
念のため。。。

閑話休題。

こんないい味出してるニックい奴なんですけど、
いい味出してるだけに、非常に気を使わせるニックい奴でもあります。
この精度の如何によっては、製造中に紙詰まりを起こす原因になったり、
あなたのお手元に届く前に切れてしまったり、意図した性能が出せなかったりと、
お客様に多大な迷惑をかける原因になったりもします。

実際、お客様に迷惑をかけたこともあります。
前々回も書きましたが、私たちのエンドユーザーは個人消費者様です。
パッケージメーカーさんは、パッケージを使うメーカーさんに
パッケージを使うメーカーさんは個人消費者に対して、
それぞれ謝らなくてはならなくなります。 私たちが起こした問題で。
こんな時はホント、凹みますし、申し訳ない気持ちでいっぱいになります。

誰しも好んで、不良品を出すことはありません。
我社でも細心の注意を払って、製品検査を行っています。
しかし、時間も無制限にあるわけではありません。
だからと言って、品質を落していいわけでもありません。
納期もお客様との大切なお約束です。
そこに私たちのジレンマがあります。

限られた時間の中で最善を尽くしています。
それでも悪魔が来りて笛を吹くかの如く、
神が、いや紙が我々に試練を与えているかの如く、
私たちの指の間をすり抜けて。。。。。。。。。

先月、我社では組織改正を行い、
これまでの製造時のチェック、および最終工程でのチェックの
ダブルチェックに加え、最終検査専任者を新たに設け、
トリプルチェックの新体制をスタートしています。

でもどんなにいいツールであっても、どんなにいい仕組みであっても、
最後にそれを使うのは人間です。

「うちの子はやれば出来るんですけどねぇ。」

そんな母親まわりにいませんか?
やれば出来るってのは、結局やらないってことです。
やるかどうかが大事なんです。
結果は自ずと付いてくると思います。

悪魔の笛なんかに踊らされないぞ。
地震、カミナリ、火事、おやじ、新型インフルエンザにだって負けないぞ。
一致団結で突き進め、片山の戦士たち!
不良ゼロを目指して。

(き)
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  by diemex | 2009-10-01 23:11

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