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製造部より:長岡事業所のご紹介(その9)

こんにちは。製造部Hです。

4月も半ばを過ぎ、桜の花もすっかり散ってしまいました。
例年関東地方より開花時期の遅い新潟ですが、今年は例年より早くかつ関東の開花時期が遅かったので、ほぼ同時期に満開となったようです。
尚、本日4/22はアースデイ。「地球のことを何か考えたり行動したりする日」だそうです(聞きかじりなのでボンヤリした表現w)。これからも毎年綺麗な桜が拝めるように、環境を守っていけたらいいなぁ、と思います(更にフワフワした感想w)。
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(写真は24/4/13燕市の大曲河川公園にて)

さて、気を取り直して製造部のご紹介の続きです。番外編ばかりやってたので、前回から4カ月以上経ってしまいました。

今回ご紹介するのは、刃曲げ・刃入れ工程で使用している機械の一つ、リード罫加工機です(リード罫については弊社営業Kが過去のブログ「リード罫ってなに?」で解説していますので、そちらをご参照ください)。
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ダイヤモンド砥石でトムソン刃を削り、既製品にないような特殊なピッチや刃・罫高さのリード罫・ミシン刃等を作製するための機械ですが、長岡市内のメーカさんに作ってもらったワンオフの特注品で、およそ四半世紀前に導入されたものです。当初はPC(win98)で制御しており、その制御プログラムの改良が私が入社して最初に携わった仕事でした。精度と効率UPを目的として、プログラムをいじくり回しました。まあ大したことは出来ませんでしたが。
さすがに20年を超えるとPCの老朽化と共に動作が不安定になってきたのですが、専用制御ボードの関係で新しいPCへの交換が難しかったため、数年前に改造しシーケンサに置き換えてもらいました。おかげで現在は動作も安定しています。

今ではより高性能・多機能な同種の機械が市場に出回っています。また加工可能な刃の長さや罫線部分の最小幅など機械の構造上の制約もありますが、大半の加工は十分賄えますし非常に頑丈で壊れない機械です。少なからず思い入れもあるので、これからも現役として稼働して欲しいものです。
古い機械を大事に使うことも、場合によっては環境保護に繋がると言えなくもないのではないでしょうか(回りくどいw)

今回はここまで。
また次回もお付き合い頂ければ幸いです。


  by diemex | 2024-04-22 17:26 | Trackback | Comments(0)

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