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製造部より:長岡事業所のご紹介(その6)

こんにちは。製造部Hです。

9月に入っても相変わらず暑い日が続いておりますが、皆様如何お過ごしでしょうか?
私事ですが、先日車が故障し修理に出す際にキャンプ道具一式を車に積んだままにしてしまい、連日の暑さも相まってこの2ヶ月ほど山遊びから遠ざかっておりました。最近は専ら海遊びに興じる週末を過ごしております(写真は出雲崎の砂浜、日本海に沈む夕日です)。

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さて本題、恒例の製造部紹介です。
今回は前回に引き続きマシニングセンタの紹介になります。
と言っても同じものではなく、前回は市販の機械でしたが今回のものはオリジナルの試作機です。抜型関連製品用として薄板加工に特化した機械で、「Diemex-PP1」(Diemexは当社のブランド名、PPは"Plate Processer"の略、"1"は試作1号機の意味です)という名称です。
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薄板加工用なので高さ(Z)方向のストロークは100mm強ほどしかありませんが、XY加工範囲は前回の大型マシニングセンタと同等、主軸回転数は2倍の高速機で、主にメタルカウンターやカウンタープレート(ベーク、CAD面板)の溝加工に使用しております。(カウンタープレートについては、過去に弊社ブログにてご紹介しておりますのでそちらもご参照頂ければ幸いです。https://diemex.exblog.jp/241756340/)

実は弊社ではこの機械の導入以前から、カウンタープレートは一般的な面板加工機ではなくマシニングセンタで作製していますが、その最大の利点は、加工精度もさることながら(特に外周テーパ形状などの)加工の自由度だと考えています。通常、プロッタベースの面板加工機の場合は2~2.5次元加工かと思いますが、それに対しマシニングセンタでは曲面などの3次元加工が可能ですので、より柔軟に種々の形状への対応が可能となります。
「強度を確保するため罫溝端部にもう少し肉厚を残したいけど手仕上げで削る量は出来るだけ減らしたい」など、カウンタープレートの形状でお悩みの方は、是非一度弊社までご相談ください。何かしらお手伝いできることがあるかも知れません。

今回はここまで。次回はこの機械の後継機のご紹介です。
引き続き宜しくお願い致します。


  by diemex | 2023-09-11 15:45 | Trackback | Comments(0)

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