製造部より:長岡事業所のご紹介(その5)
こんにちは、製造部Hです。
暑い日が続いておりますが、皆様如何お過ごしでしょうか?
私は先週末の2日間、長野と岐阜の県境にある木曽御嶽山(標高3,067m、独立峰では富士山に次ぐ国内2位)に登って参りました。
年1回、白装束を着てこの御嶽山に登る「登拝」という行事に、縁あって一昨年の夏から参加しているのですが、昨年・一昨年は諸事情で共に八合目までで断念、今年初めて剣ヶ峰山頂に到達しました。前日山小屋泊からの早朝の登頂で御来光を拝む予定が、生憎ガスが濃くて朝日はぼんやりでしたが、流石に3,000m級の山、山頂の空気は夏でも冷たく静謐として心地良かったです。
ここ最近週末の登山をサボっていたので、暫くの間は筋肉痛との闘いになりそうですが…orz
さて、本題に戻り今回は当社所有の工作機械では最古参の大型マシニングセンタのご紹介です。
この機械、元々メタルダイ・メタルカウンター製造の為に導入されたもので、エンドミルという工具でアルミやステンレスを削っています。当社でメタルダイの製造を開始したのが平成5年、本機の導入はその少し前で現在まで30年以上は活躍している機械です。私より社歴が長いですね∑(゚Д゚)
尚、メタルカウンターのような薄い金属板を精度良く加工するために、一部自社オリジナルの改造を施してあります。
現在は新しい機械も入り主力はそちらに譲っていますが、こちらもまだまだ現役です。当然加工速度や精度といった性能面では最新の機械に遠く及びませんが、昔の機械は頑丈で壊れ難いという利点もありますね。
入社したばかりの頃、MS-DOSからWindowsへの移行で各工作機械用にデータ変換・転送をするソフトを作りましたが、この機械はRS-232Cの仕様が若干特殊でデータ転送に少々苦労したのも、今となっては良い思い出ですw
では今回はこの辺で。
次回も引き続き宜しくお願い致します。
by diemex | 2023-07-25 18:21 | Trackback | Comments(0)