雌型の転写ってなに?
当ブログを訪れて下さった方々に
少しでもお役に立てばと思い
抜型とそれに関連した情報をお送りします。
こんな方にオススメです。
・そもそも「抜型って何?」という方
・抜型に係わっているけど「なんだかよくわからん」という方
・「抜型を愛してます!」という方(ほぼ皆無かも)
・「ねこが好き!」という方(型とは関係ございません)
1-1-18
「雌型の転写ってなに?」
ご存知の方も多々いらっしゃると思いますが、
本日は雌型【カウンタープレート】の転写に関してお話ししたいと思います。
転写とは
抜型【雄型】と雌型とが正確に嵌合【かんごう】できるように、
カッティングプレートに雌型を貼り付けることです。
転写方法はいろいろあるのですが、
これからピンを使用した転写を判りやすく説明したいと思います。
転写ピン【雌型ピンTAタイプ】
ピン転写するには前提条件として、抜型にピン穴が必要です。
設計の段階でピン穴を設定しておき、
そのデータをもとに抜型、雌型を作製します。
正確な位置が出せるのはここでデータを一致させているからです。
ピン穴
抜型の穴にピンをさしこみます。
全部さし終わったら雌型をのせます。
雌型にも穴が開いているので固定します。
雌型の剥離紙をはがします。
打抜機を空打ちすると
カッティングプレートに
雌型が接着されます。
こうして無事に転写終了!
かなり省略しましたが以上が
転写作業の大まかな流れとなります。
長々説明してきましたが、なんとなく、
雌型の転写のことが
お判りいただけたでしょうか?
冒頭で紹介した「雌型ピンTAタイプ」は
手で抜き差しできる弊社オリジナル製品です。
ピンのみの販売もしております。
本日は抜型関係の話にお付き合いいただきありがとうございました。
ご興味を持った方は、次回乞うご期待。
<おまけ>
ここ快適だにゃー
(お願いだからどいておくんなまし)
by diemex | 2023-03-20 14:07 | Trackback | Comments(0)