「カストリって何?」
当ブログを訪れて下さった方々に
少しでもお役に立てばと思い
抜型とそれに関連した情報をお送りします。
こんな方にオススメです。
・そもそも「抜型って何?」という方
・抜型に係わっているけど「なんだかよくわからん」という方
・「抜型を愛してます!」という方(ほぼ皆無かも)
・「ねこが好き!」という方(型とは関係ございません)
本日も前回に引き続き
「抜型って何?」という方、向けに
抜型の基礎知識をお伝えしたいと思います。
1-1-17
「カストリって何?」
ご存知の方も多々いらっしゃると思いますが、
本日はカストリ【ストリッピング】に関してお話ししたいと思います。
まずは次の写真をご覧ください。
吊下げ穴のある箱
これはプリンター用インクジェットの箱です。
一目でわかると思いますが、
店舗で陳列する時に使う、
吊下げ用の穴が存在してます。
こういった穴はどうやって作られるかというと
抜型で打ち抜いた後、内側の不要部分「カス」をむしり取っております。
数千枚とか数万枚、いやもっと沢山の場合も多々あるので、
手でむしるのは大変ですよね!
そこで打抜きと同時にカスを落とせるようにした打抜機が普及しました。
打抜機イメージ
上の絵のカス取り【ストリッピング】部分で
「カス」をむしり取っております。
弊社では打抜機に取り付けるカストリ用ツールも作製しております。
ストリッパー下型
カストリしたい所をデータにして
レーザーで加工して作製しております。
もちろん仕上げの手作業もしております。
(いろいろ大変だにゃー)
このストリッパー下型を取り付けるだけではカストリはできません。
板に開いた穴はあくまでもガイドですので、
カスをむしり取る為のピンを穴位置に合わせます。
そして
きちんとカスを落とせるように打抜機を調整して、
はじめて自動でカス落としができるようになります。
(オペレーターさん感謝、感謝だにゃー)
長々説明してきましたが、なんとなく、
カストリ【ストリッピング】のことが
お判りいただけたでしょうか?
本日は抜型関係の話にお付き合いいただきありがとうございました。
ご興味を持った方は、次回乞うご期待。
<おまけ>
今日はあたたかくて気持ちいいにゃー
by diemex | 2023-02-06 16:45 | Trackback | Comments(0)