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製造部より:長岡事業所のご紹介(その1)

こんにちは。製造部Hです。

これまで弊社のブログは営業部門で執筆していましたが、今回から製造部も参加致します。不慣れな為、お見苦しい点も多々あるかと思いますが、何卒ご容赦の程、お願い致します。

製造部より:長岡事業所のご紹介(その1)_a0118799_11134693.jpg さて、弊社の製造部門はかつて東京本社工場、神奈川の厚木工場(一時期は静岡の長泉工場も)に分かれていましたが、2008年より新潟県長岡市の長岡事業所に開発・生産拠点を統合し一工場での一貫生産としております。

先ずは当事業所の所在する新潟県長岡市についてご紹介致します。



製造部より:長岡事業所のご紹介(その1)_a0118799_15105469.jpg 長岡市は新潟県の中南部(中越地方)に位置し、新潟市に次ぐ県内第2位、中越地方では最大の人口を有する都市です。
戊辰戦争と第二次世界大戦時の空襲で大きな被害を受けつつ復興を遂げた街で、それに因んで市章は不死鳥のイメージでデザインされています。



 先日(8/2、3)3年振りに開催された、日本三大花火の一つとして知られる長岡まつり大花火大会(https://nagaokamatsuri.com/)にも、フェニックスの名を冠する花火があります。このフェニックス花火、2004年中越地震の復興祈願として翌2005年より始まった、フルバージョンは5分を超える壮大なものです。
 100年を超える歴史を誇る長岡大花火大会、フェニックス以外にも他では見られない迫力ある花火が多数上がる、名実共に日本一の花火大会です。未見の方は是非一度ご覧になって頂ければ、感動すること間違い無しです!
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 今年公開された映画「峠 最後のサムライ」(https://touge-movie.com/)は戊辰戦争時の越後長岡藩家老 河井継之助を描いた作品で、全編長岡を中心とした新潟県内でロケ撮影されたそうです。歴史や時代劇、原作の司馬遼太郎が好きな方で未見の方には特にお勧めです!!かくいう私も6月に先行試写会にて鑑賞、舞台挨拶に来られた主演の役所広司さんのカッコ良さ、黒澤組 小泉堯史監督の描く脚本と映像美に見惚れて来ました。
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 「米百俵の精神」でも知られ、古くから教育熱心な地域だったことが伺えます(https://www.city.nagaoka.niigata.jp/kurashi/cate12/kome100/kome100.html)。
 全国的にも珍しい同一市内に4大学1高専専(長岡技術科学大学、長岡造形大学、長岡大学、長岡崇徳大学、長岡工業高等専門学校)を擁する市で、弊社も長岡技術科学大学とは長年共同研究を行っており、打抜き加工の基礎研究から始まり製品開発・技術開発等でも大変お世話になって来ました(写真は長岡技術科学大学の夜桜、市内有数の桜の名所でもあります)。
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 日本有数の豪雪地帯で、過去に2mを超える積雪が何度も記録されている地域でもあります。雁木作り(アーケードの元祖)の街並みや消雪パイプなど、雪国ならではの光景を市内随所で目にすることが出来ます。当然除雪の技術も卓越しており、8年前に関東地方を襲った大雪の際には、友好親善都市である群馬県伊勢崎市に除雪機動隊を派遣し話題になりました。近年は積雪量も少なくなってきていますが、当事業所は山間に位置する為、市街地よりやや雪深くなることが多いです。
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一昨年の冬はこんな感じ↓でした。
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と、こんな環境で日々抜型作りに勤しんでおります。
長岡の魅力はまだまだ語りつくせませんが、今回はこの辺りで。
次回からは、弊社長岡事業所について詳しくご紹介したいと思います。
またお付き合い頂ければ幸いに存じます。

  by diemex | 2022-08-22 09:44 | Trackback | Comments(0)

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