ベニヤ板、抜型で使われているのはどんなもの?

当ブログを訪れて下さった方々に
少しでもお役に立てばと思い
抜型とそれに関連した情報をお送りします。
こんな方にオススメです。
・そもそも「抜型って何?」という方
・抜型に係わっているけど「なんだかよくわからん」という方
・「抜型を愛してます!」という方(ほぼ皆無かも)
・「ねこが好き!」という方(型とは関係ございません)
本日も前回に引き続き
「抜型って何?」という方、向けに
抜型の基礎知識をお伝えしたいと思います。
1-1-11
「ベニヤ板、抜型で使われているのはどんなもの?」
抜型の材料として欠かせないものにベニヤ板があります。
以前、
「板材に溝加工を施し、その溝に切刃や押罫を入れて型ができる」
といった話を致しました。
その板材として一般的に使用されるのがベニヤ板です。
ベニヤ板
ホームセンターなどのDIYコーナーで見かけるあのベニヤ板なのですが、
全く同じものではなく、
抜型製作に適したベニヤ板【シナ材】をメーカーから直接仕入れております。
積層にムラがあったり、厚みにバラつきがあると
安定した溝加工【レーザー加工】ができません。
また
大きな反りがあると打抜きの際、支障が出てしまうので、
なるべく反りの少ないベニヤ板を使用しております。
それほど頻度は多くないですが、
お客様からのご要望で、硬質ベニヤ【カバ材)を使う場合があります。
カバ材はシナ材に比べ積層密度が濃く、強度が高いのが特徴です。
(値段は高いし、重いので取り回しが大変だニャー)
その他に板材として
アクリルや塩ビなどの樹脂材を使用するときもまれにあります。
弊社では強度、精度が非常に高いメタルダイ【金属+樹脂製】を取り扱ってますので
ご興味のある方は是非ご相談ください。
メタルダイ
本日は抜型関係の話にお付き合いいただきありがとうございました。
ご興味を持った方は、次回乞うご期待。
<おまけ>
「あそんでくれないと、いたずらをするだニャー!」
(がってん承知です、しばしお待ちを・・・・)
by diemex | 2022-05-09 17:02 | Trackback | Comments(0)