「切刃って何種類あるの?」

当ブログを訪れて下さった方々に
少しでもお役に立てばと思い
抜型とそれに関連した情報をお送りします。
こんな方にオススメです。
・そもそも「抜型って何?」という方
・抜型に係わっているけど「なんだかよくわからん」という方
・「抜型を愛してます!」という方(ほぼ皆無かも)
・「ねこが好き!」という方(型とは関係ございません)
本日は前回に引き続き
「抜型って何?」という方、向けに
抜型の基礎知識をお伝えしたいと思います。
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「切刃って何種類あるの?」
型の構成要素の一つである切刃には色々種類があります。
弊社では2社【国内メーカー】から仕入れて、
それぞれのお客様にあった最適な切刃を使用しております。
弊社でもっとも多く使用している切刃は
「通常刃 4580」です。
これは
・刃先形状:通常刃【刃先角43°】
・母体硬度:45°
・刃先硬度:80°
の切れ刃を意味します。
上記のように
切れ刃は様々な要素の組み合わせで区別されております。
・刃先の形状は「通常刃」、「鋭角刃」、「鈍角刃」、「2段刃」、「片刃」
などから選びます。
・ボディーの硬度は「40°」、「50°」、「60°」などから選びます。
・刃先の硬度は「70°」や「80°」などから選びます。
さらに追加オプションとして
※鏡面加工【ミラー刃】
※非粘着加工【コーティング刃】
を追加することも可能です。
今挙げた要素の組み合わせだけでも
2×5×3×2×3=180
なんと180種類にもなってしまいました。
(実はもっともっと沢山種類があります・・・・・・)
それでは絵図を使いまして、
一般的紙器で使用する切刃の仕様を紹介します。
切刃には様々な種類があることが
お判りいただけましたでしょうか?
(外国製の切刃もあるし、ホント数えきれないかも・・・)
本日は抜型関係の話にお付き合いいただきありがとうございました。
ご興味を持った方は、次回乞うご期待。
by diemex | 2021-10-04 14:54 | Trackback | Comments(0)