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品質ってなんだろう~罫線管理~

全くお付き合いのないお客様から
『良い罫線って何?罫線管理ってどうやるの?』
という質問を頂くことがあります。
抜型のことだけでなく問合せを頂けるのは、非常に嬉しいことです。

この手の場合、問合せルートは以下の場合が多いです。
1.罫線管理で何かしらのトラブルが発生し、メーカー側から改善要求があった(営業サイド)。
2.社内工程で大量のロス(廃棄・時間)が発生している(製造サイド)。
3.情報収集(営業・製造の両サイド)
※まれに1、2が同時発生という場合もあります。

では、この中で商売に繋がる確度が高いのはどれか、圧倒的に1です。
このルートで問合せが来た場合、何らかのお仕事に繋がることが多いです。

罫線管理を行うには、色々な課題(設備投資、人材確保、工数UP等)があり、
この事実を伝えると、この時点で現状打破ではなく、現状維持に舵をきる場合が
多いように感じます。
将来的には絶対に必要なものでも、今は良いかと問題を先送りしてしまいます。
(気持ちは十分に分かるのですが、その後同じ様な問合せを複数回受けることもあり、
いつやるの?○○でしょ、言いたくなることも、、、古い)

話を戻しますが、良い罫線とは?
『適正な高さ』、『適正な寄り』、『適正な折り曲げ易さ』のある罫線のことを言います。
このいずれかに問題があると、箱にする際、形がいびつになる、上手く起函しない等の問題が発生します。
※そもそも箱として設計上の問題がある場合もあります。

さらに忘れがちな点ですが、この『適正』は常に一定ではないという事です。
メーカー側の充填機等に対して、扱い易い数値が『適正な値』となります。
同じ製品を別々の工場に納品する場合、それぞれの工場にあった『適正な値』が
必要となります。
※基本的にはメーカー側も同じ様な条件で機械を扱う事が多く、値がそこまで違うことは少ないはずですが。

ではこの『適正』を知るにはどうすれば良いのでしょうか?

何かしらの道具を使い、数値管理を行うことが非常に大切になります。
打抜きオペレーターの感覚(目視での高さ、幅の確認、手で折り曲げた時の感触)では常にバラつきが発生します。
その日の体調、感情等に左右されない道具、それが『測定機』となります。
※オペレーターのスキルを高めるということも非常に重要です。
しかし、伝統工芸品を扱う熟練の職人の様に、機械にも負けない程のスキルを高めるのは、
長い時間と労力が必要となります。

場面毎にこの測定機を有効に使い、数値管理をして行くことが重要となります。

唐突ですが、文章が長くなってしまいましたので、続きはCM2の後で。

次回以降、当社が扱うこの『測定機』について少し深堀して行きたいと思います。






  by diemex | 2021-08-25 08:00 | Trackback | Comments(0)

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