……東京本社近況と12月Twitter近況報告……
# by diemex | 2023-03-30 16:16 | Trackback | Comments(0)
# by diemex | 2023-03-30 16:16 | Trackback | Comments(0)
当ブログを訪れて下さった方々に
少しでもお役に立てばと思い
抜型とそれに関連した情報をお送りします。
こんな方にオススメです。
・そもそも「抜型って何?」という方
・抜型に係わっているけど「なんだかよくわからん」という方
・「抜型を愛してます!」という方(ほぼ皆無かも)
・「ねこが好き!」という方(型とは関係ございません)
1-1-18
「雌型の転写ってなに?」
ご存知の方も多々いらっしゃると思いますが、
本日は雌型【カウンタープレート】の転写に関してお話ししたいと思います。
転写とは
抜型【雄型】と雌型とが正確に嵌合【かんごう】できるように、
カッティングプレートに雌型を貼り付けることです。
転写方法はいろいろあるのですが、
これからピンを使用した転写を判りやすく説明したいと思います。
転写ピン【雌型ピンTAタイプ】
ピン転写するには前提条件として、抜型にピン穴が必要です。
設計の段階でピン穴を設定しておき、
そのデータをもとに抜型、雌型を作製します。
正確な位置が出せるのはここでデータを一致させているからです。
ピン穴
抜型の穴にピンをさしこみます。
全部さし終わったら雌型をのせます。
雌型にも穴が開いているので固定します。
雌型の剥離紙をはがします。
打抜機を空打ちすると
カッティングプレートに
雌型が接着されます。
こうして無事に転写終了!
かなり省略しましたが以上が
転写作業の大まかな流れとなります。
長々説明してきましたが、なんとなく、
雌型の転写のことが
お判りいただけたでしょうか?
冒頭で紹介した「雌型ピンTAタイプ」は
手で抜き差しできる弊社オリジナル製品です。
ピンのみの販売もしております。
本日は抜型関係の話にお付き合いいただきありがとうございました。
ご興味を持った方は、次回乞うご期待。
<おまけ>
ここ快適だにゃー
(お願いだからどいておくんなまし)
# by diemex | 2023-03-20 14:07 | Trackback | Comments(0)
いかがお過ごしでしょうか?
東京は暖かい日が増えだいぶ過ごしやすくなってきました。
桜が咲き始め春を感じています。
さて、今回は雌型についてご紹介します。
弊社の商品名では「カウンタープレート」としていますが、「CAD面」あるいは「CAD面板」と言った方が一般的ですね。本ブログでは、CAD面と呼ぶことにします。
改めて定義をすると、「CADデータを元に、単面毎、硬質樹脂に溝を施した雌型」です。
長所は基本的に1面1枚の構造なので段取りが容易、短所は短罫部の飛びが発生する可能性があり、溝テープやプレスボードに比べると高価ということが挙げられます。
恐らく紙器業界の抜きをされている会社様のほとんどがお使いになられているかと思います。
材料もお手軽に使える安価な樹脂から耐久性を求めてガラス繊維を配合した樹脂のものまで多岐にわたります。
CAD面の転写方式についてご説明します。
転写方式は大きく3種類に分けられます。
・ピン転写方式
・ロケーター方式
・ディスク転写方式
個人的な見解を交えながらご説明いたします。
ピン転写方式
ボードに穴を空けて転写ピンを差し込み、あらかじめCAD面に空けている穴をピンにはめ込んでから転写します。弊社の中では一般的な転写方式です。オーソドックス且つほとんどの製品に対応できていると思います。最初にピンを購入していただければ、ある程度間繰り返しご使用いただけます。
TAピン http://diemex.com/sale/mesugata.html
レーザーカットでピン穴が垂直に切れていないと転写ズレを起こすことがあるため、型を作成時にリーマーで仕上げを行っています。また押罫が垂直に入っていないと罫寄りが起こるので、型の精度には注意を払っています。
ロケーター方式
溝テープの転写方式と言えばわかりやすいでしょうか。
押罫とCAD面の溝にロケーターをはめ込み転写します。
ピン穴加工が不要で、多少押罫が倒れていても罫寄りが発生しづらいと考えています。一昔前は押罫の厚みと溝幅それぞれ用意しなければならず、在庫管理の面から躊躇していました。現在では押罫溝幅に関わらず使用できるものがありますので、個人的に注目しています。ただし、お菓子の外箱のようにリード罫だらけの製品や、一方向にしか押罫がないスリーブだと使うのは難しいと感じています。
ディスク転写方式
前の2つは何かしらを介在させ、型にCAD面を取り付けて転写させる方式でしたが、こちらはディスク上のものを一旦面板に転写させ、それにCAD面をはめ込むやり方です。
パッケージが大きな場合、大量な転写ピンが必要になりますし、打ち抜き機によってはプラテンの入り口が狭く、グリッパーバーに接触することがあり得ます。弊社のお客様でそれほど大きなパッケージを抜かれていませんのでまだ試したことはありませんが、この方式の場合はその懸念がなく使いやすいかと思います。ちなみに弊社のメタルカウンタープレートの転写方式はこの方式を採用しています。
また最近では、転写したピンを抜くことなく使用できるものもあり、各社様すごい研究されていると感じています。
そろそろうちも何か考えないと…
今回もお付き合いいただきありがとうございました(だ)。
そして、今回ブログ内容がダダ被りという前代未聞な事態となってしました...
まさかこのテーマで被るとは!
次からは編集会議が必要ですねm(__)m
# by diemex | 2023-03-20 11:29 | Trackback | Comments(0)
# by diemex | 2023-03-07 18:27 | Trackback | Comments(0)
# by diemex | 2023-03-06 18:35 | Trackback | Comments(0)
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